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2014年1月7日

ISO39001 地域一番乗りを競いあう

サポート行政書士法人・物流チームの山田です。

 

トラック事業者にとって、ISO9001より実効性があるといわれているISO39001ですが、取得を目指す企業が増えてきてはいるものの、知名度はまだまだ低い状態が続いているようです。

 

 

物流新聞の調査によると、平成25年度に入って、トラック事業者による申請が増加傾向にあり、年度内には80件の登録が見込まれているようです。

 

平成25年12月5日の段階で22のトラック事業者が取得をしました。

 

大手事業者にはまだまだ取得が普及しておらず、大半が中小企業の取得となっています。

ISO39001は、平成24年10月に発行された新しい規格で、交通事故を減らすことを目的に、道路交通安全のために組織が取り組むべきマネジメントシステムの要求事項を定めた規格です。

 

運送事業者は、ISO9001を取得している企業が多いですが、ISO9001はどちらかというとメーカー向けの規格で、ISO39001はまさに運送事業者向けの規格といえます。

 

ISO 39001を導入することで、道路交通安全に関する具体的な目標や行動計画を作成し、マネジメントシステムとしてPDCAサイクルを回しながら、交通事故にともなう損失を低減していくことが可能となります。

 

ISO39001の普及が進まない理由としては、事業者のコンプラ疲れというのも一因となっていると思います。

 

特にISO9001は、運送事業者の中でも取得が進んだこともあり、取得しているメリットを感じる機会が減っており、むしろその実効性を疑問に思っておられる事業者も少なくないはずです。

 

しかし、このISO39001は、ドライバーの意識改善や運行管理者の意識向上にもつながり、運動事業者にとっては、実効性のある企画になるはずです。

 

最近ISO39001を取得した事業者の中には、ISO9001を返上し、ISO39001に一本化した事業者もいるようです。

 

現状ではまだ30社にも満たない事業者数。地域一番乗りを目指す事業者が多いようです。