入札

経常建設共同企業体の入札

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公共工事等の適正な施工を確保するため、その工事等の規模及び内容に応じた、技術的能力を持つ建設業者等を選定する必要があります。

そのために、各公共機関は「建設工事入札参加資格登録審査」を行い、要件等を満たした施工業者を入札参加名簿に登録しますが、そういった目的のもと「建設工事入札参加資格登録審査申請」には、「共同企業体」の1つである経常建設共同企業体(経常JV)」が対象となる「経常建設共同企業体入札参加資格」というものがあります。

経常建設共同企業体(経常JV)とは?

企業規模の小さい建設業者が「経常建設共同企業体(経常JV)」を組織することにより単体では受注できない大規模な工事を受注することが可能になり、受注機会の拡大、利益の向上につながります。 経常JVは単体企業と同様の組織と見なされ、発注機関の入札参加資格審査申請時に申請を行うことで、(1年に1回、年度当初)一定期間単体企業同様の有資格建設業者として登録されます。

共同企業体(JV)とは?

joint venture、の略。複数の異なる企業等が共同で、一つの建設工事を受注、施工することを目的として形成する事業組織体のこと。 建設工事を共同で請け負うことでリスクの分散、資金力の増大、技術力の補充許可、得意分野に特化等のメリットが生まれます。 JVは、その目的によって「特定建設工事共同企業体(特定JV)」「経常建設共同企業体(経常JV)」「地域維持型建設共同企業体(地域維持型JV)」に分けられます。

「経常建設共同企業体入札参加資格登録」に申請する際の注意事項

「経常建設共同企業体入札参加資格登録」に申請するには、 JVの各施工業者は単体企業として直近年度の資格を申請済みでなければなりません。 1社でも取得していない場合は、そのJVは「経常建設共同企業体入札参加資格」の要件を満たさないことになり、申請出来ません。

経常建設共同企業体入札参加資格登録を取得するまでの流れ

申 請 者 各公共機関
(定期受付等で)
建設工事入札参加資格取得完了
(定期受付等で)
入札参加資格認定・名簿登録
 
経常建設共同企業体(経常JV)
入札参加資格登録審査申請
経常建設共同企業体(経常JV)
入札参加資格審査
 
 等級区分(ランク付け)
 
常建設共同企業体
入札参加資格取得完了!
経常建設共同企業体
入札参加資格認定・名簿登録

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