カテゴリー別アーカイブ: 田島瞳

聞ける人に

会話の主導権を握る人は、相手の話をよく聞いている。

というよくあるビジネスコラムを目にしました。

私は全然できていないのですが、数年前、主導権云々の前に、聞ける人になりたいと思うきっかけがありました。

ある方から、聞くという姿勢が大切だということを、私が体験して学んだからです。

その人と話をしていると、本当によく話を聞いてくれて、
ピンポイントで返事をくれて、最後はそっと言葉を置くように、
時には大笑いで会話が終わります。

短い間でも、すごく気分良く話ができて、充実した時間になります。

会話の主導権を握る人というちょっと強めの表現ではなく、
どちらかというと主導権を渡してあげられる人という感じです。

a主導権を握られる

b主導権を握る

c主導権を渡してあげられる

aでもbでもなくcができれば、人との距離感や自分の立場をきちんと理解し、
会話を理解し、何を求められているかを感じとり、応えることができそうです。

私は、相手をリードしなくちゃとか、相手にペースを乱されないようにしなくちゃとか、必死になると、自分の立場が不明確になってしまうことがあります。

普段できていないから、ビジネスに場を変えてもできないんですね。

プライベートと仕事では求められることは違いますが、聞く姿勢はどちらにも共通する大切なことかなと思います。

数年前のちょうど同じ頃、息子が保育園で、宮沢賢治の雨ニモマケズを暗唱していました。
割愛し、当時の私の心に響いた部分です。
丈夫なからだをもち
欲はなく決して怒らず
いつもしずかにわらっている
あらゆることを
じぶんをかんじょうに入れずに
よくみききしわかり
そしてわすれず
そういうものに
わたしはなりたい

聞ける人になりたいと思うとき、なぜか、長男が訳もわからず練習していた拙い暗唱を思い出し、あぁ、もっと心がけよう。。。となるのでした。

少し先の自分へ

 

 

 

何十年後かの自分を想像して夢を描くことは、今の自分を励ます原動力となりえます。

 

私は、遠い未来よりできるだけ近い将来をイメージすることで、

「少し先の、より良い私」

を、自分だけでなく、家族や周りに対しても意識するよう促しています。

 

長女は、クラスの室長で、各学年毎に集う室長会の会長も、
先生からの任命で併任しています。

先日、学校新聞に掲載する室長会の意見を、担当に届けるはずが、
その紙を教室に忘れて下校し、気がついたのは夜でした。

 

長女 「絶対、先生に怒られる。だから会長なんかやりたくなかった。」

私  「学校新聞くらい大丈夫じゃない?」

長女 「ダメだって。今日中って言われたし。とりあえず明日の朝一番に、先生のところに行く。」

 

翌朝、30分早く登校した彼女は、先生から怒られることはなかったものの、
注意をされたそうです。

 

「学校新聞くらい」と言う私の言葉を鵜呑みにしなかった長女にも、

「そんなの全然大丈夫よ」とは言わず、
きちんと責任を持たせる返しをしてくださった先生にも感謝です。

 

おかげで、

「その責任感は大切なことだったね。
自分がやりたかったことじゃなくても、やらきゃってことは、たくさんあるよ。
仕事に就いたときは、きっと自然に身についてるね。」

という、一時的に難を逃れたことに重きは置かず、
長い目で責任感を大切にしてほしいという、彼女の行動を肯定することができました。

 

また別の日。

大好きな国語の先生が産休に入り、新しい国語の先生が来ました。

新しい先生は、宿題とは別で予め学習する箇所の、
熟語調べをしておくことを課題にします。

意味だけでなく、類義語や対義語も。

任意なのですが、授業についていけないと困るという子どもたちにとって、
その課題は必須になりました。

長女は、課題が多くなったことを嘆きます。

 

私  「塾の先生も言ってたけど、高校は完全予習型の授業って聞くから、今から慣れておいたら楽だね。」

長女 「…はぁ。」

 

今が大変な長女から「そっか!ママありがとう!」
なんて返事はありません。

ただ、その国語の課題は、愚痴を言わずに続けています。

 

特別に秀でた子ではありません。どこにでもいる中学生です。

彼女は、失敗するし、不満もあります。

類にもれず私も同じです。

 

でも、日常の失敗や不満を、小さな事件として、

「まぁいっか。」

とやり過ごすと、あっという間に何十年か経って、
それが自分のスタンダードになります。

 

日常に気を配り、小さな事件をやり過ごすことなく、そこから、

「少し先の、より良い私」

を意識できれば、自分のスタンダードが上がる気がしませんか。

 

何十年後の夢は、良いイメージの積み重ねによって、
遠い未来から近い将来になり、目前の目標になり、手が届くのかもしれません。

基本を大切にしたい

はじめまして、名古屋オフィスの田島です。
入社して2週間ほど経ち、繰り返される通勤の様子や、毎日の社内の雰囲気に慣れてきました。
とても働きやすい環境で、皆さんに感謝しています。

先日、自分には配慮が足りなかったと反省することがありました。
日報でも触れましたが、私が作った申請書にミスがあり、クライアントにも社員にも迷惑をかけてしまいました。

私のミスにもかかわらず、社員の方から、「チェックできていなくてすみません。」と、続けて、「チェックする書類と確認する書類をまとめておいてくれると助かります。」と言葉がありました。

確かにその通りだと「改めて」思いました。

許認可申請は、作成する書類も多ければ、作成するために確認する書類も多くなることがあります。自分がチェックをする側だとしたら、「これとこれを見てください。」と言われたほうがわかりやすいし、書類を探す時間が無駄になりません。

「改めて」思ったのは、私は新卒ではないので、これまでの社会人経験で、何度かそんな場面があったなぁと思い出したからです。
今回のことは、とても基本的なことで、敢えて配慮と言わなくても、当然にできるようになっていくべきだと考えています。相手への配慮があれば、どうお願いしたらわかりやすいか、スムーズにやってもらえるかを考えることができたはずです。

しかし、そんな基本的なことをすっかり忘れ、「チェックお願いします!」と、ドーンと書類一式を渡してしまったのです。自分が受け側だったら、「え、、こんなに沢山。。どれから見よう。。。」と困惑したはずです。(社員の方は快く引き受けてくださいました。ありがとうございます。)

ミスがわかり、今の自分は、基本的なことを疎かにしてしまうほど、わからないことだらけで余裕がないんだ、と気が付きました。そんな自分を認め、自分の仕事をこなすことも大切だけれど、人として、お互いがいかに気分よく仕事を進められるかということも、意識しようと思いました。

余談ですが、もうちょっと前?昔?はできない自分を認めることができませんでした。
基本に帰るより、前進あるのみ!という感じでしょうか。
私には、前に進むエネルギーも大切ですが、後ろを振り返るエネルギーも、時には必要のようです。

これからもよろしくお願いします。